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目次
- 家庭用美顔器の効果と注意点!
・元大手美容・健康メーカーで主力の化粧品や美顔器などを4年以上担当した元管理職。
・現美容アドバイザー兼パーソナルトレーナー。
・美容とボディメイクの視点でアンチエイジングにアプローチした
理論を構築。
家庭用脱毛器の効果
家庭用脱毛器は簡易的なイメージがあり、本当に効果があるのか疑わしい。
と思っている人も多いと思います。
では実際どうなんでしょうか?
※ここではフラッシュ脱毛の家庭用脱毛器についてお話ししていきます。
私は家庭用脱毛器のメーカーで働いていたので、
自身でももちろん使用していますが、結論、効果はあります。
私は男性ですが、1回使用でも効果を実感しました。
実際に使用したのは足のすね、太もも、ひげ、脇の下などです。
毛を抜くタイプの脱毛器も使用したことがあり(自社商品のTVモデルを担当しました)、
正直かなり痛かったし、また生えてきますし、
女性はなんて大変なんだろうと思ったのを覚えています。
ただ、フラッシュ脱毛はほとんど痛くない。
というか「少しあったかいなあ」くらいです。
使用する部位にもよりますが、出力を最大にして少し熱さを感じるくらい。
そのうえ次の毛が生えてくるのが減ったり、遅くなるのが目に見えてわかります。
これを何度か続けたらかなり満足できる効果が出るなと実感しました。
実際に家庭用脱毛器で使用されるフラッシュ脱毛は
エステなどで行われている方式と同じもので、出力が家庭用に調整されているんです。
そのため、エステよりは遅かったりすることがありますが、
効果はそこまで大きく変わらないんですね。
家庭用脱毛器とエステ脱毛、医療用脱毛の違い
皆さんが脱毛を考えるときに主にエステ脱毛か医療用脱毛かの
どちらかを考えることがほとんどだと思います。
そこで、それぞれの脱毛方式や出力などの違いについて見ていきたいと思います。
まず、家庭用脱毛器とエステ脱毛は基本的にどちらも最もポピュラーなフラッシュ脱毛です。
フラッシュ脱毛はキセノンランプをごく短時間発光させ、
その熱によって毛根を次の毛を生えにくくさせる方法です。
この方法は比較的安全性が高く、痛みも強くはありません。
よくゴムをパチンと弾くような痛みと表現されますが、
個人的には高出力のものは熱さを感じます。
では、医療用脱毛はどんなものかというと、
大きく分けて、レーザー脱毛とニードル脱毛とあります。
まずレーザー脱毛はフラッシュ脱毛より強力なレーザーを照射することにより、
フラッシュより強力な脱毛効果が得られます。
とはいえ、人間の毛は毛周期があるので、一定の期間で複数回行う必要はあります。
最後にニードル脱毛ですが、この方法は昔から行われていて、
痛みも強いですが、効果も高いことで知られています。
方法としては、電気針(ニードル)を毛穴ひとつひとつに挿入して電流や高周波を流します。
この電気針は形状は縫い針などとは違い、先は丸くなっていてとがっていません。
毛穴を狙って電気や高周波で毛根にダメージを与えて
毛をはやす細胞を破壊し、毛を生えさせなくします。
唯一の永久脱毛とも言われ、毛を生み出す毛乳頭を破壊するので、
ニードル脱毛をすれば完全に毛が生えてこなくなります。
レーザー脱毛でも毛乳頭を破壊しますが、レーザー脱毛は毛穴に直接作用するわけではなく、
照射した部分の毛のメラニン色素に反応して脱毛をします。
そのため毛の色が薄い産毛や白髪などを脱毛することが難しく、
肌や毛の状態にかかわらず永久脱毛できるのはニードル脱毛だけなのです。
脱毛のしくみ
家庭用脱毛器・エステ脱毛・医療用脱毛とそれぞれの脱毛方法を見てきましたが、
どれも毛根の細胞へダメージを与えて毛を生えにくく、または生えてこなくさせる方法です。
大まかな違いとしては出力や毛の色や状態によって効果が変わることです。
そして、どの脱毛にも共通して言えるのが、毛周期に併せて一定期間、
ある程度の回数を行う必要があることです。
毛周期とは人間の毛が持っている
のサイクルのことです。
実際に今生えている毛は実際の20~30%程度と言われていて、
中でも成長期の毛は10~15%程度しかないのです。
脱毛では基本的にこの成長期の毛にしか反応しないと言われています。
それはニードル脱毛以外は基本的に「黒い色」に反応するようになっているからです。
成長期の毛にはメラニンが多く含まれ、色が黒々としています。
成長期の毛以外は、細胞分裂が止まっているので、メラニンが少なく、薄い状態なんです。
そのため、毛周期に合わせて、期間を空けて、繰り返し施術する必要があるんです。
毛周期は部位によって異なり、個人差もありますが、目安は下記です。
わきの下・・・3か月
腕・・・4~5か月
足・・・5~6か月
VIO(デリケートゾーン)・・・1年
家庭用脱毛器の注意点
・脱毛後の入浴、飲酒、激しい運動は避ける
脱毛後に入浴すると雑菌の侵入や熱いお湯の場合は肌への刺激になるので
基本的には避けたほうがいいでしょう。
飲酒や激しい運動は血行が良くなって、
肌のかゆみやヒリつきなどが出る場合があるのでこちらも避けましょう。
・敏感な時は使用しない
これは当然ですが、肌荒れや肌トラブルがある時は避けましょう。
シミやほくろなどの黒い部分は避ける
フラッシュ脱毛は黒い部分に反応するので、シミやほくろなど黒い部分は避けましょう。
どうしてもほくろやシミなどの周りも使用したい場合は、
白く隠すためのマスキングテープなども売っているのでそちらを使用しましょう。
顔に使用するときは光が目に入らないよう注意する
フラッシュ脱毛は非常に強い光なので光が目に入らないように注意しましょう。
特に顔に使用する場合は目をつぶるのはもちろん、
黒い遮光サングラスなどを使うのもおすすめです。
家庭用脱毛器の選び方
~出力~
家庭用脱毛器は様々なメーカーが様々なものを出していますが、
ここでは最もポピュラーで使いやすく、効果も高い、
フラッシュ脱毛器について見ていきます。
フラッシュ脱毛の家庭用脱毛器で意識するべきなのはまず第一に出力です。
エステの脱毛器に比べ出力は弱く設定されていますが、
効果に直結する部分なので、その中でもなるべく
出力が高いものを選んだほうがいいでしょう。
~照射範囲~
照射範囲が狭いと何度も打たなければならず時間も手間もかかります。
そのため、広範囲に照射でき、且つ、細かい部分や凹凸のある部分しみやほくろを
うまく避けて使えるかなど、ピンポイントに使用できる
アタッチメントもついているかも見ておくといいでしょう。
広範囲に使用できて、しかも小回りもきく使いやすさがあるのが理想です。
~連射性~
連射性も時間をかけずに早く打てるかという点で意外と重要です。
脱毛は基本的に何度も照射することになるので、
次の照射が遅いと時間もストレスもかかってしまいます。
~レベル調節~
照射の強さを変えられる段階が多いものを選びましょう。
熱く感じたときに低いレベルが少ないと、
最初は不安もありますし使いずらくなってしまいます。
脱毛器は何度も使用することになるので、
レベル設定もきちんとある程度ついているものを選ぶといいでしょう。
~照射回数~
照射回数はキセノンランプで多くの場合、数万~30万回使用できるものがほとんどで、
使い切る前には脱毛が進むので、そこまで気にする必要はないと思いますが、
家族や友人などで使いまわしたりコスパを考えると照射回数が多いものを選んでおくといいでしょう。
おすすめ家庭用脱毛器4選
パナソニック「光エステ」
皮膚科専門医監修のハイパワーかつスピーディーにムダ毛を処理する光美容器です。
内蔵されている「Wランプ」は連続発光と波長調整フィルターで、
ハイパワーを実現しつつも刺激を抑えてムダ毛をケア。
アタッチメントはボディ用、フェイス用、ビキニ用の3種類ついていて全身に使用可能。
出力レベルを肌色に合わせて調整する「肌検知センター」もついていて初めてでも安心です。
ヤーマン「レイボーテ Rフラッシュ ハイパー」
美顔器の機能を兼ね備える、1台2役の脱毛器。既存の「美肌フラッシュ」に、
エステサロンの美肌ケアで使用されている「赤色LED」照射機能をプラスすることで性能が向上しています。
最大7連続の照射が可能な「インテリジェントローラー」が照射漏れなどのトラブルを軽減。
肌の色に応じて出力を調整する「肌色センサー」を搭載しているので初めての方でも安心です。
ランプは最大60万発の照射が可能。長期間使えて経済的です。
メーカー直販サイトはこちら
フィリップス「ルメア アドバンス」
皮膚科医と共同で開発されたモデルです。
照射レベルは5段階で設定でき、スマートスキンセンサーを搭載しているので、
肌や毛の色に合った最適なレベルを自動的に判別してくれます。
アタッチメントは、からだ用、ビキニエリア用、顔用の3種類があり、
顔、ワキ、腕、脚、ビキニラインなど、全身に使用できます。
最大レベルの5での照射回数は約25万回で、ランプの交換はしなくても最大約20年使うことができます。
ブラウン「シルクエキスパート Pro5」
肌の色に合わせて10段階から最適なレベルを自動調整してくれる
機能が付いていて、安心して使用できます。
「通常フラッシュモード」、「やわらかフラッシュモード」、
「超やわらかフラッシュモード」の4つのモードがあり、
部位や肌の敏感さに合わせて自分でも調整できます。
コンパクトヘッドがついていて、細かい部分も照射しやすくなっています。
約40万回照射でき、カートリッジの交換やジェルも使用もしなくてよいので、購入後も経済的です。
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