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目次
- 【スキンケア】コスパ最強の組み合わせはコレ?保湿+アンチエイジング!
・保湿もアンチエイジングもしたいけど、予算はあまりかけられない。
・安価で効果を最大限期待できるスキンケアの組み合わせが知りたい。
というあなた。
そんなわがままな悩みを解決するプチプラを駆使した成分的にコスパ最強のスキンケアの組み合わせを元化粧品メーカー社員がご紹介します!
・元美容・健康系メーカー管理職
・美容講師
・健康書数百冊読破する美容・健康オタク
・パーソナルトレーナー
◇保湿力が高い成分
まず簡単に保湿力が高い成分についてお話しておきたいと思います。
商品名だけ紹介しても本当に効果が高いのか。
何故コスパ最強なのかわからなくなってしまいますからね。
ヒアルロン酸やコラーゲンなど保湿力が高いとされる成分は多くありますが、その中でも保湿力最強の成分は「セラミド」です。
セラミドは肌の角質層で、細胞と細胞の間をスポンジのように水分や油分を抱えこんでいるような存在です。
この抱え込む力が強く、細胞間脂質の主成分として50%を占めています。
これが加齢に伴い減少することで乾燥を招きやすくなります。
また、体質や生活習慣によって若くてもセラミドが少ない状態の方もいるため、この成分を補うことで高い保湿効果が期待できるんですね。
◇アンチエイジング効果の高い成分
【ナイアシンアミド】
アンチエイジング効果のある成分も多くありますが、効果が高く安価で手に入るのが「ナイアシンアミド」。
ナイアシンアミドの効果としては、シワ改善、美白、肌荒れ防止、ターンオーバーの促進、ニキビ改善など幅広い効能が認められています。
コラーゲンやセラミドの合成を促進する働きもあるため、肌自身の保湿力を高める効果も期待できます。
そんな優秀なナイアシンアミドですが、以前は高価なスキンケアにしか配合されていませんでした。
それが最近ではプチプラでもナイアシンアミドを配合した商品が増え、プチプラなのに高い効果が期待できるスキンケアの組み合わせができるようになってきました。
【レチノール】
強力なアンチエイジング効果で配合されるのが「レチノール」。
ターンオーバー(肌代謝)の促進やシミ・シワ改善、コラーゲン活性化など美白やアンチエイジングで高い効果が期待できます。
ただし、効果が高い分、配合量などによって刺激になりやすい成分です。
そのため、使用する際は手の甲などでパッチテストを行い、使用量も少なめから試すなど慎重に使用するようにしましょう。
個人的には安全だけど効果が低い商品より使い方を守りつつ高い効果を得られるもののほうが問題解決には近道だと考えています。
レチノール配合商品は日本では高価なものが多いため、私も使用している海外製品の高配合で安価な商品をご紹介したいと思います。
◇「保湿+アンチエイジング」コスパ最強組み合わせ
「松山油脂 保湿浸透水バランシング」+「Life-flo, レチノールA 1% アドバンスド・リバイタリゼーションクリーム」
私は一般肌で、実際この2つのスキンケア商品のみで数年使用していますが、一般肌の人にはまずこれをおすすめしています。
まず、松山油脂の化粧水自体が非常に優秀で5種類のヒト型セラミドを配合し、さらにナイアシンアミド、アミノ酸、大豆エキスなど高価な成分を高配合しているのに1,000円台という驚異的なコスパを実現しています。
しかも敏感肌でも使いやすい処方で安いからこれを使うということではなく、高品質なスキンケアとして選び無くなるレベルです。
松山油脂はバランシングタイプとモイストリッチタイプがありますが、個人的にはバランシングがおすすめです。
理由としては、モイストリッチはとろみが強く、保湿感は強いのですが、表面に残る印象で浸透感が弱く感じるため。
バランシングタイプはよりさらっとしていて肌にしみこんでいく浸透感を感じます。
化粧水に求める効果としては浸透して後から使う美容液や乳液などの成分が通る道を作る導入液としての効果もあるため、バランシングタイプのほうが化粧水として考えたときに使いやすいと感じています。
そのあとに使用するLife-floのレチノールクリームに関しては、レチノールを1%と高配合しつつ、ビタミンC誘導体などターンオーバー(肌代謝)を促進する成分も配合したアンチエイジング特化型のクリームです。
日本のレチノール配合スキンケアはどうしても高価になってしまいますが、こちらの商品はiHerbで2,000円程度(※2024年2月現在)と非常に手に取りやすい価格です。
シミやシワだけでなく、美白成分としても有名な成分を配合した強力なスキンケア商品です。
その分使用する前に手の甲などでパッチテストを行い、使う部位や量を調節して少量から試してみてください。
使用頻度は週に1回程度から試して問題なければ徐々に増やすのがいいでしょう。
私は最初に全顔に使用して皮むけなどの反応が出たため、シミが気になる頬と鼻、しわが気になるおでこに部分使いにしたところ、皮むけもなく使用できるようになりました。
また、レチノールは脂溶性の成分のため、水と反発して浸透しにくくなります。
逆に言うと化粧水などでたっぷり水分を肌に含ませてから使用すると、刺激が弱い状態で使用できます。
そのため、最初の使用順序は「化粧水→クリーム」で使うようにしましょう。
レチノールに慣れて、より効果を高めたい場合はレチノールを先に塗ってから化粧水を塗ることで浸透力を上げ、効果を高めることができます。
その分リスクも上がるので参考までに。
◇さらに保湿力を高めたい場合
また、さらに保湿力を高めたい場合は、追加で
「ケアセラ(CareCera) APフェイス&ボディ乳液」
を塗るのがおすすめです。
この商品はヒト型セラミド5種類を含む合計なんと8種類のセラミドが配合されているのに1,000円台という意味の分からない激安の価格設定。
さらに大容量で使いやすいポンプタイプはさらに高コスパです。
しかもEGF様成分という上皮細胞増殖因子、つまり肌の活性化、修復、ターンオーバーを促進してくれる成分の疑似成分まで含まれています。
そのため、レチノールが肌に合わなかった人や敏感肌の方は松山油脂の化粧水+ケアセラ乳液という使い方でも保湿+アンチエイジング効果が期待できます。
◇「保湿+アンチエイジング」最強組み合わせパターン2
あまりないと思いますが、松山油脂が肌に合わなかった場合やドラッグストアではほぼ販売されていないため、近くに購入できる店舗がないという場合の代替の組み合わせをご紹介します。
「無印良品コメヌカ発酵導入化粧液」+「極潤ハリパーフェクトゲル」+「Life-flo, レチノールA 1% アドバンスド・リバイタリゼーションクリーム」
無印良品のコメヌカ発酵導入化粧液はセラミドが高配合されつつ、NMFという天然保湿因子を構成する5種類のアミノ酸、高保湿成分のヒアルロン酸が配合され、300mlという大容量で1,000円台という驚きのコスパの良さです。
使用感はサラサラしていて、ウィルブライドという浸透を促進する成分が含まれているため、非常に浸透力の高い化粧水になっている印象です。
極潤ハリパーフェクトゲルについては、有効成分としてナイアシンアミドが配合され、さらに抗炎症成分であるグリチルリチン酸ジカリウムも有効成分として配合されています。
ナイアシンアミドは高配合した場合、刺激を感じる方もいるため、抗炎症成分でバランスをとっているという考えられた処方です。
さらに保湿成分のヒアルロン酸も3種類配合、その他シア脂など低刺激でありつつ保湿力を高めているのに1,000円台という素晴らしいコスパ。
最後にレチノールは先程と同様のものを最後に注意して使用するといった組み合わせです。
もちろん、さらに保湿力を高めたい場合はケアセラの乳液を追加で使用するのもOKです。
◇まとめ
・松山油脂化粧水+Life-floのレチノールクリーム
・無印良品コメヌカ発酵導入化粧液+極潤ハリパーフェクトゲル+レチノール
・保湿力を追加する場合はケアセラの乳液
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