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- ハイフはこの4つに当てはまったらNG!?向かない人・効果・費用を徹底解説!!
・ハイフって流行っているみたいだけどどんな効果があるの?
・リスクやデメリットはないの?
という方も多いと思います。
そこで、元美顔器・化粧品メーカー社員が話題の美容医療「ハイフ(HIFU)」について解説します!
・元美容・健康系メーカー管理職
・美容講師
・美容・健康書籍を数百冊読破する美容・健康オタク
・パーソナルトレーナー
◇ハイフとは?

ハイフ(HIFU)とは近年美容医療の分野で特に注目を集めている施術で、メスを用いずに肌のたるみやしわを改善できる施術です。
HIFUは「High Intensity Focused Ultrasound」の略で、日本語では「高密度焦点式超音波」といいます。
原理としては超音波のエネルギーを一点に集中させ、皮膚の深部にあるSMAS(スマス)層や脂肪層、真皮層に熱エネルギーによる刺激を与えます。
これによって、一時的にダメージを受けた肌が修復しようとする作用によって、コラーゲンやエラスチンの生成等を促し、たるみの引き締めや小顔効果、肌のハリ・弾力の向上など多彩な美容効果が期待できます。
ハイフは、メスを使わない「切らないフェイスリフト」として知られ、ダウンタイムが少ないのが特徴です。
また、肌の内側に働きかけることでコラーゲンなどの生成を促進し、加齢に伴う肌の悩みに包括的にアプローチできる点も大きな魅力です。
また、熱エネルギーによって脂肪細胞を破壊するため、対象部位の脂肪の減少効果が期待できます。
ただし、元々脂肪の少ない人や肌の状態によっては副作用がでることもあるため、自分に合っているか見極める必要があります。
後ほど、ハイフが向かない方についても解説していきます。
~ハイフの効果~
ハイフの効果は主に3つ
・小ジワ改善
・肌質改善
が挙げられます。
◇たるみ改善

ハイフは顔のたるみを改善する効果が期待できます。
顔のたるみは、年齢による皮膚の伸びや表情筋の緩み、脂肪の下垂によって起こります。
特に頬やフェイスライン、口角の周りは、たるみが出やすく目立つため、悩みを抱える人が多い部分です。
ハイフは皮膚表面を傷つけることなく、たるみの根本的な原因となっているSMAS層に熱エネルギーを届けることができます。
このSMAS層は、従来は外科的な手術でしかアプローチできないと言われていた深層部分ですが、ハイフによってメスを入れずに引き締めることが可能になりました。
この層を刺激してしっかりと引き上げることで、皮膚全体が引き上げられるような形になり、たるんだフェイスラインや頬がスッキリとした印象に変わります。
ハイフは定期的に施術を行うことで、リフトアップ効果を維持し続けることができます。
特に二重あごは、あご下に脂肪がたまりやすく、たるみが目立ちやすい箇所です。
一度できてしまった二重あごはなかなか解消しにくく、多くの人がコンプレックスに感じている部位と言えます。
ハイフによって、脂肪層に向けた照射を行うことで、熱の力で脂肪細胞を破壊し、部分痩せ効果が期待できます。
施術後はフェイスラインがシャープになり、顔全体が引き締まって見えるため、小顔効果も同時に得られるのが嬉しいですね。
◇小ジワ改善

ハイフは、シワに対して、肌の深部から立体的に働きかけることができます。
年齢を重ねるにつれて、顔の表情筋が衰えたり、皮膚の弾力や水分量が低下することによって、シワやほうれい線が目立ちやすくなってきます。
特にほうれい線や目尻のシワは、老化を感じさせやすく、多くの方が悩まれる部位です。
ハイフは超音波の熱エネルギーを真皮層に届けることで、細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンなどの肌の弾力を支える成分の生成を促進します。
この反応は「創傷治癒反応」と呼ばれ、自己再生力を利用して肌を若返らせ、ハリや弾力がアップするのが特徴です。
また、筋膜(SMAS層)を引き締める効果によって皮膚が自然と上方向に引き上げられ、シワやほうれい線が目立ちにくくなる効果が期待できます。
ただし、シワが深くなり定着してしまっているような場合はハイフでは効果が感じられないこともあります。
そのため、あえて「小じわ」改善という表現をしています。
◇肌質改善

ハイフは「創傷治癒反応」によって肌のハリや弾力を改善できるため、肌質を改善する効果も期待できます。
肌のハリや弾力は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの成分によって支えられています。
これらの成分は年齢とともに減少し、肌がしぼんだように感じられたり、水分量が下がることで弾力のない印象を与えてしまったりします。
ハイフは、皮膚の深層に熱エネルギーを与えることで、真皮層に直接アプローチすることができます。
そのため、線維芽細胞を活性化し、内側からふっくらと持ち上げられるようなハリ感を実感しやすくなります。
肌の質感自体が向上するため、メイクのりがよくなり、化粧崩れが起きにくくなることも期待できます。
また、血流も促進されるため、肌がトーンアップして明るく見えるようになり、若々しく健康的な印象に変えることができます。
さらに、ハイフによって毛穴が目立たなくなる効果も期待できます。
加齢によって皮脂の分泌量が減少し、肌の弾力や水分を保持する力が低下すると、毛穴がたるんだように開いていきます。
いわゆる「たるみ毛穴」という状態で、特に頬の中央部などに多く見られます。
化粧でも隠しにくく、肌の印象を大きく左右するため、悩みとして挙げる方も多くいらっしゃいます。
ハイフは、毛穴そのものを直接縮めるというより、周囲の肌のハリを回復させることで結果的に毛穴が目立たなくなる効果が期待できます。
コラーゲン等が増えることによって、肌に弾力と厚みが生まれ、開いた毛穴が内側から持ち上がるようにして引き締まり、肌表面がなめらかにキメが整った印象になります。
また、施術後に肌のターンオーバーが活性化されることで、毛穴の詰まりや黒ずみの予防効果も期待できます。
◇ハイフのデメリット・向かない人
【顔の脂肪が少ない人】
頬の脂肪が少ない人は、ハイフによって顔が引き締まって痩せると、頬のコケが目立つようになるケースがあります。
結果的に施術前よりも老けた印象が出てしまう可能性があります。
あまり多くはありませんが、ボディメイクの大会で脂肪を極限まで落とした女性が老けて見えてしまう感じですね。
【肌に異常がある人】
ハイフに限ったことではありませんが、アトピーやヘルペス、日焼等で炎症が起きている場合は熱エネルギーで炎症が悪化するリスクがあります。
肌の状態が良いときに施術を受けるようにしましょう。
【顔のたるみが強すぎる人】
顔のたるみが強すぎる人や、シワが深く定着した50代以降では、ハイフが適切ではない場合があります。
ハイフは、外科手術と違って物理的に皮膚を切り取るわけではありませんので、引き上げにも限界があります。
その場合は、他の施術を検討したほうがいいでしょう。
【金属や医療機器を埋め込んでいる方】
金の糸を入れている方や、埋め込み式医療機器を入れている方がハイフを行うと、皮下組織内で加熱されるため火傷の原因となります。
そのため、ハイフは受けられないため、他の施術を検討しましょう。
◇ハイフに向いている人・ぶっちゃけおすすめ?
ハイフが向いていない方についてお話ししてきましたが、ではどんな人がハイフに向いているのでしょうか?
それは主に、
・適度に脂肪がありたるみや小ジワ改善、小顔になりたい人
・ダウンタイムが少ない施術を希望している人
ですね。
では、ぶっちゃけおすすめできるか?と聞かれた場合、
主に「たるみ」が気になる人にはおすすめと言えます。
実際に業界周りの関係者や美容マニアの中でも、顔のたるみ・小顔効果に関して、効果を感じたという意見が多い印象。
30代~40代でたるみ・小顔・リフトアップしたいけどメスを入れずに安価な美容医療を試したいという人にはピッタリだと思います。
また、ハイフは効果が出るまでに時間がかかる場合が多く、1か月程度で実感される方が多いと言われています。
※施術直後は熱エネルギーによって一時的にリフトアップを感じやすくなります。
もちろん、個人差があるため、早い段階で効果を感じる方もいらっしゃいますが、仕組みから考えてもある程度期間はかかることが一般的です。
効果の持続期間は3ヶ月~長い方は1年程度実感される方もいるようです。
そのため、半年から1年に1回継続して施術して維持するのが一般的です。
◇ハイフの機種と費用
医療ハイフは使う機種やショット数などによって価格が異なります。
同じ機種でもクリニックによって金額が異なりますので、相場感がわかるように幅を設けてご紹介していきます。
また、ハイフは全顔(顔全体)での施術が多いため、全顔を基準にお話しします。
まずは機種ですが、

という形で大きく分けるとウルセラかそれ以外かで分けられます。
というのもウルセラは初めて登場したハイフ機器で、唯一FDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を受けています。
出力も強くその分、痛みも強いパワフルな機種で、その分価格も高くなります。
ただし、ハイフは照射力が強ければいいというものではないため、自分の肌質や痛みへの耐性も考慮して決める必要があります。
照射力の低いものはその分ショット数も多くなります。
個人的に、最初はまずハイフを試して自身に合うか確認したほうがいいと考えているため、比較的安価な機種で試してみるのがおすすめです。
また、各クリニックは、ハイフの料金設定を「部位別に設定」している事が多いですが、一部のクリニックでは「ショット数で設定」しているところもあります。
ショット数別の料金目安は下記をご参照ください。

当然、施術する部位が広くなるほど、ショット数が増えていき、料金も高くなります。
◇まとめ
・30~40代の年齢肌入口の方が向いている
・機種によって費用が異なる!
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