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- スキンケアのシワ改善成分は5つだけ?効果的な使い方・コスパは?プロが解説!
・シワが気になるけど、美容医療はリスクもあるし、高いのでまずはスキンケアで使いたい
・スキンケアでシワ改善効果があるものの種類やおすすめを知りたい
という方も多いと思います。
そこで、元化粧品メーカー社員がシワ改善効果のあるスキンケア成分5つとおすすめの商品について解説していきます!
・元美容・健康系メーカー管理職
・美容講師
・美容・健康書籍を数百冊読破する美容・健康オタク
・パーソナルトレーナー
◇シワ改善が認められ散る5つの成分
化粧品において「シワ改善」という効能は2017年までは認められていないものでした。
現在ではシワ改善の効能が認められている成分は5つ。
dl-α-トコフェリルリン酸ナトリウム(VEP-M)
レチノール
ナイアシンアミド
ライスパワーNo11+
です。
ただ、この5つの成分はそれぞれ開発したメーカーや特許を持っているメーカーが異なるため、一緒に配合されている商品がありません。
そのため、それぞれ併せてスキンケアとして使用したほうがより、シワ改善効果が高くなると思われるものの、1つの商品やラインで使用できる商品は今後も発売されないでしょう。
そこで、現時点で発売されている商品でどう組み合わせて使うのが効果的か、コスパも含めて後半に解説しています!
まずは5つのシワ改善成分についてどんな特徴・効果があるのか見ていきましょう!
◇ニールワン

ニールワンはPOLAが独自開発したシワ改善有効成分で、深いシワまでも効果が期待できる成分です。
そもそも肌老化の大きな原因が光老化、つまり紫外線によるダメージです。
紫外線は肌の奥の弾力成分である、コラーゲンやエラスチンを破壊する好中球エラスターゼを増やし、深いシワの原因となります。
ニールワンはその好中球エラスターゼを抑制して深いシワも改善してくれます。
ニールワンは水分によくなじむことから、真皮の深い部分にまで有効成分が到達し、浸透してくれるため高い効果を発揮できます。
しかもターンオーバーを促進するレチノールやビタミンCと違い刺激が少なく、敏感肌の方でも使いやすい成分です。
ただ、ニールワンの弱点として、水に溶かしておくと徐々に分解されてしまうことです。
そのため、中々化粧品として配合するのが技術的に難しく、現状でニールワンを配合している商品はポーラのリンクルショットしかないんですね。
◇dl-α-トコフェリルリン酸ナトリウム(VEP-M)

dl-α-トコフェリルリン酸ナトリウムM(VEP-M)は、メナードが開発したビタミンE誘導体です。
レチノールやナイアシンアミドとは異なる新たなアプローチの有効成分です。
その大きな特徴として、水にも油にもなじむ「両親媒性」という特性があります。
レチノールは脂溶性、ナイアシンアミドは水溶性といったように通常は水か油のどちらかにしか溶けない成分が一般的です。
そのため、化粧水には配合できるけど、乳液やクリームには配合しずらい。
乳液やクリームには配合できるけど、化粧水には配合しずらいといったように配合しやすいスキンケア商品が限られてしまったり、配合しても上手く効果を発揮できない場合があるんですね。
トコフェリルリン酸Naは分子構造にリン酸基とナトリウムイオンが結合することで、水溶性と脂溶性の両方の性質を持つことができ、化粧品に配合する上での安定性や浸透力が大きくアップしました。
肌の奥までしっかり届き、ゆっくり分解されることで活性型ビタミンEとして長く効果を発揮してくれます。
刺激性も少なく、高い安定性・浸透性・配合の自由度を兼ね備えた、非常に優秀な成分なんですね。
効果としては、
・ターンオーバー促進
・美白効果
・肌荒れ改善・抗炎症作用
・ハリ・弾力アップ
・保湿力アップ
が期待できます。
抗酸化作用で活性酸素を除去してくれるため、紫外線やストレスによる活性酸素を中和し、肌老化を防いでくれます。
また、毛細血管の血流改善作用があり、肌細胞への酸素・栄養素の供給を促進したり、老廃物の排出をサポートしてくれます。
その結果、肌色のくすみ予防やターンオーバーの改善により、セラミドやヒアルロン酸の産生促進、コラーゲン分解抑制により、ハリや弾力、保湿力が上がり、深いシワの改善が実証されています。
さらに、トコフェリルリン酸Naは、くすみやシミ・ソバカスをできにくくする成分であるグルタチオンを産生します。
グルタチオンはもともと体内にある抗酸化成分ですが、年齢とともに徐々に減少します。
そのグルタチオンを増やすことで、メラニンを抑制しシミ・ソバカスなどができにくくなります。
◇レチノール

レチノールはビタミンAの一種で、2017年に資生堂が「純粋レチノール」で“しわを改善する”効果で厚生労働省から承認されました。
レチノールは肌のターンオーバー(肌代謝)の促進、真皮に働きかけてコラーゲンやヒアルロン酸を増やす作用などがあります。
また、レチノールは大きく下記の5種類に分けられます。
レチナール
レチノール
酢酸レチノール
パルミチン酸レチノール
上から順に効果が高く、効果が高いものほど刺激も強くなります。
日本では下から3つが化粧品としての使用が認可されており、レチノイン酸は医薬品で病院でしか処方されません。
レチノール(純粋レチノール)は熱や光、空気、酸などの影響を受けやすく、非常に不安定な成分です。
パルミチン酸レチノールや酢酸レチノールは安定性を高め、刺激を低くした“安定型ビタミンA誘導体”となっており、多くの化粧品に配合されています。
それでも高濃度のものはA反応といって、肌の赤みや皮むけなどが起こる場合があり、敏感肌の方は使いにくい成分です。
その分効果も出やすく、
・美白
・小じわの改善
・ハリ・弾力アップ
・ニキビや毛穴・過剰な皮脂の改善
など多くの効果が期待できます。
ターンオーバーを促進することで、メラニンの排出を助け、シミやくすみの改善・予防、肌のハリや弾力を改善する効果が期待できます。
また、コラーゲンやヒアルロン酸生成を促進することで肌の水分量を増やし、真皮のコラーゲン密度を高めてシワを改善する効果が期待できます。
さらにレチノールは過剰な皮脂の抑制効果もあり、ターンオーバーも正常化することで、ニキビの改善効果も期待できます。
◇ナイアシンアミド

ナイアシンアミドはビタミンB3(ナイアシン)の一種で、水溶性の成分です。
主な効果は
・美白・シミ予防
・肌荒れ・ニキビ予防
があります。
ナイアシンアミドはコラーゲンやセラミドの生成促進効果があり、肌の水分量をアップし、コラーゲンによる弾力アップでシワを改善する効果があります。
また、シミがはメラニンが肌の表面にあるケラチノサイトという角化細胞に受け渡されることで、肌が黒く見えることで発生します。
ナイアシンアミドは、このメラノサイトからケラチノサイトの受け渡しを阻害する働きからシミの予防・美白効果があります。
さらに抗炎症効果や皮脂コントロール効果があるため、ニキビや肌荒れ・テカリなどを防止する効果があります。
化粧品の成分としても長く、比較的低刺激で敏感肌の方でも使いやすい成分です。
ただし、配合量の高いものは刺激になる場合があるので、敏感肌の方は配合量の低い商品から試すのがいいでしょう。
◇ライスパワーNo11+

ライスパワーNo.11+は最も直近で承認されたシワ改善の成分です。
ライスパワーNo.11+は100%国産米を原料に作られた成分で、肌の水分保持能を改善すると認められた唯一の有効成分です。
水分保持能とは角質層に水分を保つ力のことで、ライスパワーNo11+にセラミドを増やす効果があることで水分を保持してくれます。
この「セラミドを増やす」ことが肌の水分やバリア機能において重要で、セラミドは最も優秀な保湿成分の1つなんです。
セラミドにも多くの種類がありますが、ヒト型のセラミドが最も高価で化粧品に配合されますが、そのヒト型セラミドの生成を促進してくれるんですね。
ライスパワーNo11には3種類あり、「ライスパワーNo.11」とその3倍濃縮された「ライスパワーNo.11α」、さらにライスパワーNo.11αを改良して進化させた「ライスパワーNo11+」があります。
この中でもシワ改善の効能が認められているのは「ライスパワーNo11+」だけで、価格も高価になります。
◇各成分配合の商品と使い方

それぞれの成分について見てきましたが、では、実際の使い方はどうすれば効果的なのでしょうか。
ポイントは水溶性か脂溶性かということ。
基本的にスキンケアは
化粧水→美容液→乳液→クリーム
のように水溶性から脂溶性の成分を使う流れになります。
したがって、水溶性寄りのナイアシンアミド、dl-α-トコフェリルリン酸ナトリウム、ニールワン、ライスパワーNo11+配合の商品を使ったあとに、脂溶性のレチノール配合の商品を使うという流れですね。
では、実際の商品でコスパが高いものをご紹介すると、
ナイアシンアミドは
dl-α-トコフェリルリン酸ナトリウムは
ニールワンは
ライスパワーNo11+は
レチノールは
基本的にこの順番で使用することでシワ改善5つの成分の効果が期待できる最強のシワ改善スキンケアができます。
もちろん、「私はコスパ重視なので全てでなく2~3個組み合わせるだけにする」というのもアリです。
敏感肌の方は刺激の強いレチノールは避けてその他4つの成分を組み合わせることになります。
逆にレチノールが使える方で脂性肌、ニキビケアもしたいけど、予算も限られているという場合は高価なリンクルショットを除いて組むのもアリでしょう。
実際、私はシワ改善の効果とコスパ・使いやすさを考え、極潤+コスメディカ+Life-floで使用することもあります。
ご自身の肌質や悩み、予算に合わせて賢くシワ対策するために参考になれば幸いです。
◇まとめ
・シワ改善スキンケアを組み合わせた使用順序は水溶性→脂溶性
・肌質や肌悩み、コスパに合わせて賢く組み合わせよう!
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