スキンケア

クレンジングおすすめ5選!洗浄力や肌負担、スキンケア効果も含めてプロが解説!

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目次

・化粧を落とすときのクレンジングってどう選ぶの?
・ダブル洗顔はしないとダメ?

という方のために、元化粧品メーカー社員の美容講師がクレンジングの種類や使い方、おすすめの商品について解説します!

~自己紹介

・元美容・健康系メーカー管理職
・美容講師
・美容・健康書籍を数百冊読破する美容・健康オタク
・パーソナルトレーナー

◇クレンジングの必要性

そもそもクレンジングってなんで必要なの?という方もいると思います。

それには明確な理由があって、「ファンデーションなどの化粧品は油が含まれているから」。

基本的に油は油じゃないと落ちないんです。

メイク品の種類にもよりますが、洗顔だけでは落としきれないんですね。

落としきれないとどうなるのかというと、肌に残った油分が酸化したり、毛穴に詰まって広げたり黒ずんだり、肌トラブルを起こす原因になったりするんです。

もちろん、ミネラルファンデーションのパウダータイプのように油分を含まない洗顔で落とせるタイプのものもあります。

でも、そのあとに使うチークやアイシャドウやマスカラ、アイブロウなど全てがミネラルで油分が無いものを使用しているというケースは少ないと思います。

しかも現代では化粧をしていなくても、車の排気ガスや汚染物質など油性の汚れた成分が肌につきやすい環境です。

そのため、私はクレンジングが必要か?と聞かれたら、「基本的に全ての方がしたほうが良いです」とお答えしています。

◇クレンジングの種類

クレンジングにはウォーター、ジェル、ミルク、オイル、バームなど様々な種類があります。

基本的に油分が多いタイプのほうが洗浄力が高くなります。

そのため、私がおすすめを聞かれたら、基本的なオイルタイプをおすすめしています。

理由は2つ。

落とすために使うので一定の洗浄力が必要なのこと。

オイルタイプでも肌負担が少なく使えて、プラスで肌の柔軟効果も期待できるものがあることです。

また、オイルクレンジングと言っても使用される成分によって特徴が異なります。

大きく分けると

・「エステル・ミネラルオイル」と言われる化学合成で作られるオイル
・「油脂系オイル」という天然の動植物が生成するオイル


に分けられます。

エステル・ミネラルオイルの特徴は比較的洗浄力が高く、W洗顔不要のものもあります。

ただ、皮脂を奪いやすく乾燥やヒリつきを感じる場合もあるので、その後の保湿ケアをしっかり行う必要があります。

それに対して油脂系オイルは元々肌に存在する皮脂に近いため、肌負担が少なく、肌を柔らかくしてくれる効果も期待できます。

ただ、天然の成分のため原価が高く、商品価格が高くなる傾向があります。

◇油脂系成分の嬉しい効果!

軽く触れましたが、油脂系の成分は肌を柔らかくしてくれるエモリエント(柔軟)効果があります。

肌が柔らかくなると何が良いのかというと、毛穴のケアができること。

毛穴のトラブルの多くが、肌が固くなることで老廃物が適切に毛穴から排出できなくなって、詰まりやすくなったりすることで起こります。

そのため、肌を柔らかくすることで適切に角栓などを除去できるようになり、毛穴を健全な状態に保つことができるんですね。

油脂系のオイルとしてはオリーブ油、ヒマワリ種子油、マカダミアナッツ油、トウモロコシ胚芽油、コメヌカ油、アボカド油などがあります。

ただし、油脂系のクレンジングは洗浄力がマイルドで皮脂崩れ防止系のメイク用品を使用している場合は、落としきれない場合があるので、エステル・ミネラルオイル系のクレンジングで落とすようにしましょう。

普段そこまで強いメイク品を使用していないという方や、メイクを落とすためじゃなく、毛穴ケアをスキンケアとして行いたい!という方は油脂系クレンジングがおすすめです。

◇クレンジングの使い方

オイル系のクレンジングは乳化しよう!

乳化とはオイルが水と混ざって白くなる現象です。

やり方は簡単で、オイルを肌に塗ったあとに、水やぬるま湯を少量手に取って肌に塗ったオイルとくるくると優しくなじませていきます。

何度か水を足して、オイルが白く濁ったら洗い流しましょう!

こうすることで汚れを浮き上がらせ、洗い流す際にオイルが肌に残りにくくなります。

肌にオイルの油分が残ると皮膚常在菌の餌になったり、詰まりを起こしたりと肌トラブルにつながる場合があります。

また、油分だけでなく界面活性剤が肌に残存して、刺激や肌トラブルを起こすこともあります。

そのため、基本的な使い方として、

・クレンジングを肌に塗布→乳化→洗顔

というステップで、乳化とダブル洗顔を行ってきちんと落とすようにしましょう!

◇タイプ別おすすめクレンジング5選!

【洗浄力重視!】

・ファンケル マイルドクレンジングオイル

クレンジングで「マイクレ」と言ったら通じるくらい有名なクレンジング。

ダブル洗顔は必要ですが、エステル系で洗浄力が高めなのに、さっぱり洗い流せて残りずらい優れたクレンジングです。

脂性肌に方や皮脂崩れ防止を謳うメイクを使っている方におすすめです!

【肌に優しい!】

・無印 オイルクレンジング敏感肌用

無印良品が展開するスキンケアシリーズの中でも特におすすめなクレンジング。

オリーブ果実油主体で油脂成分がメインのクレンジングオイルで非常に低刺激な構成になっています。

油脂成分がメインなので肌の柔軟効果が高く、毛穴のケアにも有効なのがポイントです。

洗浄力は弱いですが、普段軽めのメイクで毛穴ケアもしたいという方におすすめです。

・菊正宗 ライスメイドプラスマイルドクレンジング

日本酒で有名な菊正宗ですが、プチプラスキンケアも有名ですよね。

トウモロコシ胚芽油主体でその他の界面活性剤も肌負担の少ない成分になっています。

デパコスクラスのクレンジングと変わらないクオリティで無印のクレンジングよりも洗浄力が高く幅広く使いやすいおすすめのクレンジングです。


・ミノン アミノモイスト モイストミルキィ クレンジング

こちらはクリームタイプのクレンジングですが、非常に特徴的な処方でおすすめなのでご紹介させていただきます。

こちらは転相という高度な技術が使われています。

転相というのは水の状態で肌につけて、くるくるとなじませているうちに肌やメイクの油分等を吸収して油分主体の状態に変化します。

つまり肌負担が非常に少なく使用できるんですね。

特にこの商品はシリコーンの成分が配合されていて、メイク品のシリコン成分を落としやすいため、肌負担が少なくかなりの洗浄力も期待できるんです。

転相クリームのデメリットは水分が多いと転相が起こりにくいため、お風呂場や肌が濡れている状態では使用できないということ。

また、成分が残りやすいのでダブル洗顔はするようにしましょう。

なるべく肌負担少なくクレンジングしたいという方におすすめです。


【毛穴ケア!完全油脂系】

完全油脂系のクレンジングとは、油脂系の成分をメインで配合し、その他のオイルで割り物をしていないという厳しい条件を満たしたスキンケア効果の高いクレンジングオイルです。

高価な油脂系オイルでできているので価格が高くなりがちですが、その中でも肌の柔軟効果が高く、コスパの高いものを厳選して1つご紹介します。

・アルガンビューティーAGBクレンジングオイル

コメヌカ油主体でアルガンオイルも10%配合した完全油脂系のクレンジングオイル。

肌を柔らかくする柔軟効果が高く、高価なアルガンオイルも配合して3,000円弱というコスパの高いクレンジングオイルです。

毛穴に悩んでいるけど、そこまで高いものは使えないという方におすすめです。

毛穴ケアをしたい場合は、肌に塗布したあとに5~10分経ってから乳化させて洗い流すのがポイント。

小鼻の黒ずみのケアにもなり、肌負担も少ない優秀なクレンジングオイルです。


最後に今回ご紹介したものは基本的にダブル洗顔をおすすめしていますので、洗顔料のおすすめを知りたいという方は下記記事をご参照ください。

◇まとめ

・基本的にクレンジングはオイルタイプがおすすめ!
・皮脂崩れ防止の強めのメイクはマイクレがおすすめ!
・毛穴ケアをしたい場合は油脂系クレンジングを選ぼう!

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