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- ピーリングってなにがいいの?やらないほうがいい人とは!?プロが解説!
・ピーリングをやると肌がきれいになるって本当?
・やらないほうがいいっていう人もいるけど、どうして?
など疑問に思っているそこのあなた!
そんな疑問に対してピーリングの効果や種類、やらないほうがいい人についても詳しく解説していきます!
・元美容・健康系メーカー管理職
・美容講師
・美容・健康書籍を数百冊読破する美容・健康オタク
・パーソナルトレーナー
◇ピーリングのために知っておきたい肌の構造
ピーリングとは古い角質をはがすために行いますが、そもそも角質とはどうやってできるんでしょうか?
実は角質自体は美肌に欠かせない重要な役割があるんです。
人間の肌は大きく分けて、外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」という3層の構造になっています。
一番内部の「皮下組織」は、骨や筋肉の上にある皮下脂肪が大部分を占めていて、クッションの役割をしています。
その上で血管があり、皮膚に血液や酸素を運んだり、老廃物を回収したりしています。
皮下組織の外側には、コラーゲンが網目状に広がっていて、エラスチンが補強し、その隙間をのヒアルロン酸などの水分が埋めている「真皮」が肌のハリや弾力を保っています。
皮膚の一番外側になる「表皮」は0.2ミリ程度の厚さで、その中でもっとも外側にある「角層」が0.02ミリ程度の厚さでできています。
角層は、薄い角質がレンガのよう何層にも重なり、その間を細胞間脂質が埋めて頑丈な壁をつくっています。
その役割は
・保湿や肌のバリア機能を持ったセラミド、角質のアミノ酸を主成分とする天然保湿因子(NMF)が、体内から蒸発する水分を保持して、肌の水分を保つこと
です。
では肌の中で何が起こっているのでしょうか?
表皮の一番奥にある「基底層」では、細胞分裂が繰り返されています。
そこで表皮細胞は、後から生まれた細胞に押し上げられてペラペラに薄くなり、死んだ細胞となって、「角層」を構成しています。
そうなんです。この角層にある死んだ細胞が「角質」で、やがて押し上げられて皮膚からはがれていくんです。
この細胞分裂から、角質がはがれ落ちるまでの肌の代謝のサイクルを「ターンオーバー」と呼び、28日周期で繰り返されています。
◇ピーリングの効果
この肌代謝は年齢とともに遅くなり、年齢=ターンオーバーとも言われています。
40歳なら40日ですね。
もちろん個人差はありますが、このように加齢や生活習慣の乱れなどの原因で、ターンオーバーが遅れると、古い角質がいつまでも皮膚の表面に残ってしまいます。
この皮膚の表面に溜まった古い角質は硬くなったり、厚くなり、毛穴をふさぎ、肌を乾燥させたり、化粧水などの保湿成分の浸透を邪魔したりします。
ピーリングの目的はこの溜まった古い角質をはがして、ターンオーバーを正常な状態に戻すことなんですね。
ターンオーバーが正常に戻るとごわついたり、乾燥しがちな肌が、やわらかくみずみずしい肌になります。
これこそが、ピーリングの効果なんですね。
◇やらないほうが良い人もいる?ピーリングの注意点!
そんなに良い効果があるなら是非やりたい!ってなると思いますが、実は注意点があります。
角層はお話しした通り、0.02mm程度しかなく非常に薄いので、刺激物や肌をこするなどの摩擦で壊れやすく、乾燥や肌荒れなど肌トラブルの原因になります。
さらに、角層がダメージを受けると、ターンオーバーを早めて修復しようとします。
そうなると、未熟な表皮細胞が角層まで出てきてしまうので、バリア機能がさらに弱まり、肌トラブルを招く悪循環につながってしまいます。
つまり、強くこすったり、刺激の強い薬剤、スクラブなどを使うと、未熟な薄い表皮・角層ができ、刺激に弱く乾燥しやすい肌トラブルを起こしやすい肌になるリスクがあるということです。
そのため、まだターンオーバーが正常な若い人や、特に肌悩みの無い人、敏感肌の人は不用意にピーリングをしないほうがいいです。
◇ピーリングをやってもいい人はこんな人!
結論から言うとピーリングをやってもいい人は
・加齢や生活習慣の乱れなどで、ターンオーバーが遅れて肌がごわついている人
です。
ピーリングは成分的に酸性の成分で作用するようにできていますし、肌をこすることになるので、そもそも敏感肌の人にはおすすめできません。
特に敏感肌じゃなく、肌がごわついている人が一時的に使うのならアリということです。
「加齢により角質が溜まりやすくなってきた・肌が固くなってきた」
「洗顔が不十分で角質が溜まってしまった」
「体質的に普段の洗顔では落としきれずに角質が溜まってきた」
場合などですね。
体感としては
・化粧水が浸透しにくい
・化粧ノリが悪い
・毛穴が開いている
場合です。
ただ、こういった人も習慣的にピーリングをしてしまうと弱い肌になってしまうリスクがあるので、一時的な処置として行うようにしましょう。
一旦肌の古い角層や老廃物を除去した後は、
【正しいスキンケア】
・睡眠時間の確保
・運動による代謝の正常化
を行って内側から肌を戻していくようにしましょう。
◇スクラブや鼻パックはどうなの?
ピーリングジェル以外の角質除去の方法として、スクラブや鼻パックがあります。
スクラブは使用したことがある方も多いと思いますが、ざらざらした粒子で肌をこすって洗顔などをする方法です。
スクラブは肌をこすることになるので、どうしても摩擦が起こりますし、肌を傷つけるリスクがあるので個人的にはあまりおすすめしていません。
また、角質と同様に角栓があります。
洗顔後や入浴時に鼻の表面に出てくる白いぶつぶつしたもので、古い角質と汗などの老廃物が固まったものが角栓です。
これをケアする方法として鼻パックがありますが、こちらも乾かしてはがす際に肌に負担がかかるのでおすすめしていません。
角栓は、除去しても何度も出てきますし、鼻パックを続けると、毛穴を大きくしてしまい、さらに角栓が増えやすくなるといった悪循環に陥ることもあります。
そのため、鼻の角栓のケアには、角質除去よりも角栓を作らないようにターンオーバーを整えたり、余分な皮脂を増やさないスキンケアをおすすめしています。
◇ピーリングの種類とおすすめ
ピーリングには美容医療やエステなどで専門の薬剤やマシンを使用したもの、家庭用のピーリングジェルで行うものなどがあります。
美容医療などは、医師の診断の元で行うので、ここでは家庭でできる薬剤のピーリングについてお話しします。
基本的に市販のピーリング剤は直接肌に塗り、角質を溶かしていくケミカルピーリングと言われるものです。
ケミカルピーリングには2種類あり、『AHA(アルファヒドロキシ酸)』、『BHA(ベータヒドロキシ酸)』があります。
よく市販されている「ピーリング石鹸」や「ピーリングジェル」は、前者のAHAの方です。
『AHA』は・・・ りんご酸、クエン酸、乳酸、グリコール酸 などの天然由来の成分がメインです。
そのため、フルーツ酸とも呼ばれていて比較的刺激が低いことで知られ、ソフトピーリングとも言われます。
そしてよくピーリングは刺激が強くて危険!素人がむやみにやらないほうがいいと言われる原因は、「BHA」のほう。
おもに、TCA(トリクロール酢酸)、サリチル酸マクロゴール、サリチル酸エタノールなどによるピーリングです。
ピーリング作用がかなり強く、そもそも日本人向けではないとも言われています。
実は市販のピーリング用品はほとんどが「AHA」なのでそこまで心配する必要はありませんが、念の為に成分表記は確認しておきたいですね。
成分表だけでなくパッケージにAHA等の表記がある場合もあるので確認するようにしましょう。
・ロゼット 角質つるつるこするジェル
刺激の強いBHAは含まれておらず、3種類のAHAで構成されているソフトピーリングジェルです。
プチプラなので、使ってもいい条件に当てはまる方で、使ってみたいという人は試してみてください。
◇まとめ
・ターンオーバー(肌代謝)が遅くなってきたタイミングに行うようにしましょう。
・ソフトピーリングで低刺激のAHAのものを選びましょう。
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