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目次
- リップは2種類ある?カラーリップの染料は避ける?プロのおすすめも紹介!
「秋冬でもやわらかくプルンとした唇を維持したい。」
「コスパの良い高品質なリップを知りたい。」
「カラーリップを使うと荒れやすいので肌に優しいカラーリップを知りたい。」
と感じているあなた。
唇をやわらかくしつつ保護してくれるおすすめリップや、使い方。
意外とやりがちなNG行為など、元美容・化粧品メーカー社員が解説します!
・元美容・健康系メーカー管理職
・美容講師
・健康書数百冊読破する美容・健康オタク
・パーソナルトレーナー
◇色なしリップは2種類に分けられる?
唇は汗腺も皮脂線もないので非常に防御力が弱い部分です。
そのため、乾燥する秋冬はカサカサ、ゴワゴワになりやすく荒れがちになります。
そんな時におすすめなリップは主に2種類の系統があります。
それはゴワゴワで硬くなってしまった唇をやわらかくしてくれる浸透・柔軟効果のある油脂系のリップ。
もう1つが唇をラップのように保湿・保護成分で乾燥から守ってくれる保護系のリップです。
冬場におすすめの使い方としては、油脂系で唇をやわらかく保ちながら、保護系で防御する2段使い。
特に女性はただでさえ皮脂の分泌が男性より少なく、唇が荒れやすいので油脂系のあとに保護系を塗るダブル使いがおすすめです。
◇油脂系おすすめリップ
・ロート製薬 リップベビーナチュラル
オリーブ果実油やマカダミアナッツ油などの油脂成分が配合されていて唇を柔らかくする効果があります。
しかも食べても問題ない成分のみで作られているため敏感肌の方でも安心して使用できます。
非常に安価でお求めやすいのもおすすめポイントです。
◇保護系おすすめリップ
・ロート製薬 ケアセラ モイストバリアリップクリーム
保湿目的でおすすめなのがロート製薬のケアセラシリーズのリップ。
ワセリンなどの肌に浸透せずラップのように保護してくれる炭化水素系の成分主体で、防御効果が高い処方。
保湿成分の王様のセラミドも8種類配合されているのにプチプラで買える非常に優秀な高保湿・保護系のリップです。
保湿・保護目的ならこちらがおすすめです。
◇バランスタイプおすすめリップ
・M-mark シア脂のリップクリーム
シアバター主体で保護効果が高く、オリーブ果実油も配合され柔らかくするエモリエント効果も期待できる保湿重視の油脂系リップです。
比較的高価な成分を配合しているのにプチプラで買えるのも〇。
2段使いが面倒で唇がそこまでゴワついておらず、やわらかさを保ちつつ保湿したい場合におすすめです。
◇色付きリップのカラー成分に注意!
基本的に色を付けるための成分は染料と顔料の2種類があります。
粒子が大きく、皮膚表面に深く入り込みにくいため、基本的に安全に使用できるのが「顔料」。
粒子が小さく、皮膚表面に入り込み色素沈着しやすく、アレルギーの原因にもなりやすいのが「染料」です。
基本的にどちらもタール色素が使用されることがほとんどですが、酸化鉄や酸化チタンなどの無機顔料は特に安全性が高い成分です。
また、タール色素以外の天然染料と呼ばれる花や虫などから抽出される染料もありますが、こちらは天然だから良いというわけではなく、虫由来のコチニール色素のカルミンなどはその付着したタンパク質が原因でアレルギーを起こすこともあります。
つまり、敏感肌の人は「染料」系の成分は避けたほうがいいということですね。
顔料と染料の見分け方は名前も似ていて非常に難しいので、ここではタール色素も染料も使用していない数少ない市販のカラーリップをご紹介します。
◇肌(唇)に優しいおすすめカラーリップ
・キュレルリップケアクリーム
ミネラルオイルやワセリンなどの保護系の成分主体で油脂系で柔軟効果のあるホホバ種子油も配合されています。
さらにセラミドも配合され保湿もできる優秀なスキンケア成分の構成になっています。
肝心なカラー成分は酸化鉄や酸化スズの無機顔料のみの配合となっており、敏感肌の方でも使いやすい唇にやさしいカラーリップです。
リップの外装もブラックで高級感がありつつシックなデザインも魅力です。
レッド、ピンク、ベージュの3種類で、発色はナチュラルなツヤ感がありつつ色味を調節できるの穏やかな色味。
がっつり色を付けたい方には向かないですが、日常で使いやすい色味だと思います。
肌(唇)に優しいカラーリップをう使いたい方にはおすすめです。
◇【番外編】意外とやりがちな唇が荒れやすい2つのNG行為!
【医薬品リップクリームを常用する】
意外とやりがちなのが医薬品のリップクリームを常に使用してしまうこと。
え、ダメなの?と思う方も多いと思います。
そもそも医薬品は強い成分を高配合しているから医薬品なんです。
そのため、医薬品のリップに含まれる成分は強力な抗炎症効果があり、免疫機能を低下させてしまうリスクがあったり、皮膚の再生を早める効果を継続して使うことで皮膚自体が薄くなってしまい、結果的に破れやすく弱い皮膚になってしまうことがあります。
医薬品のリップクリームを使用する際は、唇の荒れがひどく、早く直さなきゃいけない時のみ使うようにしましょう。
【唇を舐める】
これはほとんどの人が無意識的にやってしまうと思いますが、唾液には色々な酵素の成分や化学成分がたくさん含まれているため、刺激になり荒れてしまうことがあります。
また、唾液の水分が蒸発する際に気化熱で唇の水分を奪ってしまうことにもつながります。
唇のケアはリップで行うようにしましょう。
◇まとめ
・柔軟効果のある油脂系のリップと保護系のリップを併用しよう!
・カラーリップは染料不使用がおすすめ!
・医薬品のリップの常用と唇を舐めるのはやめよう!
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