スキンケア

市販は危ない?元社員が解説!コスパの良いおすすめシャンプー7選!

※アフィリエイト広告を利用しています。

目次

美容室で市販のシャンプーは良くないって聞いたけど本当?
サロンのシャンプーは良いけど高いし、コスパのいいものを知りたい。

そんな方にシャンプーの選び方とおすすめシャンプーを解説付きでご紹介します!

~自己紹介

・元美容・健康系メーカー管理職
・美容講師
・健康書数百冊読破する美容・健康オタク
・パーソナルトレーナー

◇シャンプーで顔の肌荒れに!?

スキンケアにいいものを使っているのに肌が荒れてしまうという人がいます。

実はその原因の一つとしてシャンプーなどの頭皮に使用するアイテムに原因がある場合もあるんです。

私が化粧品メーカーに勤めていたころに、百貨店で自社ブランドのシャンプーを販売していた時期があるんですが、シャンプーを変えたら肌トラブルが減った。

肌の調子がいいというお客様がいらっしゃいました。

実は私自身も中学生の頃に、シャンプーを変えたことが原因で、顔の赤みやかゆみといった肌トラブルに見舞われた経験があります。

浴室でシャンプーをするときのことを考えていただければわかると思いますが、流すときに100%顔をシャンプーが通過しますよね?

さらにすすぎが足りなかったり、シャンプーをつけている時間が長いと経皮吸収してしまい、肌や体に良くない成分が皮膚から入ってしまいます。

つまり思っているよりもシャンプーは、頭皮はもちろん顔のスキンケアにとっても大切な要素なんです。

◇これは避けて!危ないシャンプー

ではまずシャンプー選びで最も重要な成分について見ていきたいと思います。

シャンプーはそもそも8割は水と洗浄剤でできています。

そこで、一番重要な選定方法は洗浄成分の種類で選ぶこと。

まず第一に抑えておいてほしいのが、サルフェートが入っているものは避けるということ。

サルフェートとは、硫酸系(ラウリル(硫)酸~、ラウレス(硫)酸~)、オレフィンスルホン酸などのこと。

市販の安いシャンプーには、ほとんどと言っていいほどこれらが入っています。

それもそのはずで、硫酸系の洗浄成分の特徴は

・原価が安い
・洗浄力が非常に高い。
・成分解性が悪い。(排水で流されたときに分解されにくく環境に悪影響)


ということ。

つまり、メーカーにとっては安くて簡単に洗浄力を上げられ、その他の使用感を上げる成分を配合すれば髪がつるんとした感じにすることができるので非常に使いやすいんですね。

ただし、消費者側は肌への刺激が強く、いいことがほとんどないということです。
※安いということくらい

洗浄力についてはお湯だけで洗っても70%の汚れは落ちると言われているくらいなので、洗浄力が高いから良い!というのは早計なんです。

そもそも皮脂を落としすぎると頭皮が頑張って皮脂分泌をするためべたつきやすくなったり、皮脂が足りないと乾燥して肌トラブルやフケなどの原因になったりと悪影響も指摘されています。

では何を基準に選べばいいのでしょうか?

それは、自分の肌質(脂性肌or乾燥肌or敏感肌)とそれに合わせた洗浄力のものを選ぶということです。

◇肌に優しい洗浄成分の種類

硫酸系以外の洗浄成分としては主に4タイプで
・タウリン系
・ベタイン系
・アミノ酸系
・PPT洗浄剤

があります。

それぞれの特徴としては、

【タウリン系】

主な成分名:
・ココイルメチルタウリンNa
・ラウロイルメチルタウリンNa
・ココイルメチルタウリンタウリンNa
さっぱり系で低刺激かつ、泡切れが良く、きしみも少ないのが特徴です。
デメリットとしてはボリュームが出ないので、ふんわりとした仕上がりにはならないこと。
ただ、それはコンディショナーやリンスで補えばいいのであまり大きなデメリットにはならないでしょう。

【ベタイン系】

主な成分名:
・コカミドプロピルベタイン
・ラウラミドプロピルベタイン
・ラウリルベタイン
両性界面活性剤という種類で水に溶けるとプラスとマイナスのイオン両方の性質を帯びます。
両性の特徴としてはコンディショニング性が高く、ラウレス硫酸Na等の刺激緩和にも使用されます。
低刺激で適度な洗浄力があります。
デメリットとしては、すこし残りやすいのですすぎをしっかりとするようにしましょう。

【アミノ酸系】

主な成分名:
・ココイルグルタミン酸Na
・ラウロイルグルタミン酸Na
・ラウロイルメチルアラニンNa
・ココイルメチルアラニンNa
アミノ酸系のシャンプーの特徴としては、安全性が高く、低刺激なことです。
仕上がりはしっとりタイプ。
ただし、デメリットとしては洗浄力は控えめで泡立ちもあまり良くないことです。
敏感肌や乾燥肌の方にはおすすめです。

【PPT洗浄剤】

主な成分名:
・ココイル加水分解コラーゲンNa
・ラウロイルシルクアミノ酸Na
界面活性剤に、補修性を持たせたタイプです。
特にクオリティが高く、洗浄剤としては非常に優れています。
ダメージヘアやカラーヘアに最もおすすめ出来る洗浄剤です。
ただし、デメリットとしては原価が高く、価格が高いということ。
髪の質感にこだわりたい方はおすすめです。

オイリー肌の方は
・ラウレスサルコシンTEA
・スルホコハクラウレス2Na
・ラウレス-○酢酸Na

が入っているものもおすすめです。

全体的に洗浄力が高めで硫酸系よりも皮膚刺激が少ないタイプです。

これらの洗浄成分は単体で使用されることもありますが、複合的に目的に合わせて配合されることが多いです。

成分表の最初のほうに記載されているものがメインの洗浄成分となります。

市販で買えるコスパ最高サロン級シャンプー

じゃあ肌質別のおすすめのシャンプーを教えてという方のために、肌質別に市販でも買えるコスパ最強のおすすめシャンプーをご紹介します。

◇脂性肌向け

脂性肌のカテゴリですが、サルフェート(硫酸系)に比べると洗浄力はマイルドになります。

ただお話しした通り、サルフェートを使用する理由はほぼないので、肌に負担のない中で比較的洗浄力のあるタイプをご紹介していきます!

・Essential THE BEAUTY バリアシャンプー


アミノ酸系に近い洗浄成分ですが、タウリン系、ベタイン系も配合され、さっぱり洗えるタイプの洗浄成分です。

非常にマイルドな上に洗浄力もある成分でサロン専売品レベルの高級な成分構成になっています。

これらを上手くブレンドして使用感も良く、何よりこの成分、使用感で450mlで1,000円程度とクレイジーなコスパになっています。

さらに、硫酸系の成分を使用していないので、シリコンを配合する必要もないため、ノンシリコンになっています。

しかもドラッグストアなどで簡単に手に入るので非常におすすめのシャンプーです。

・Essential THE BEAUTY バリアコンディショナー


そして、このシャンプーと同時に発売されたコンディショナーですが、さらに狂ったコスパになっています。

シャンプーで流れやすい髪の保湿成分を補うため、ラノリン脂肪酸やセラミド、PPTなど原価の高い保湿成分がきちんと多く配合されています。

さらにすごいのが、ほとんどのコンディショナーに配合されている第4級アンモニウム塩は不使用ということ。

第4級アンモニウム塩は環境負荷が高く、頭皮のかゆみの原因になる刺激の強い成分で肌に残りやすい特徴があります。

その代わりに第3級アミン塩という刺激が少なく、環境負荷も少ない原価の高い成分を使用しています。

このサロン級の成分で450ml入って1,000円程度にいなっています。

サロン専売品のコンディショナーは300mlで3,000円くらいするので4分の1くらいの価格ということですね。

花王さんは原料メーカーでもあり、さらに大手なのでこの価格にできるのでしょうけど、他社さんは戦々恐々かもしれませんね。

今までは市販のシャンプー、コンディショナーでおすすめできるものはクラシエさんくらいでしたが、こちらは今後友人にも紹介してあげたい商品ですね。

・ココンシュペール インナーコンフォートシャンプー(ピュアスカルプ)


敏感肌の方にも使える肌に刺激の少ない弱酸性でありながら洗浄力もあるラウレスカルボン酸系の洗浄成分。

この成分は優秀なんですが、原価が高いため、価格も高くなりがちなんですが、それでいて1,000円台で購入できるコスパの高さ。

その他髪保湿・補修系の高級シャンプーに配合されるタンパク質のPPTも含まれています。

シリーズの中では比較的さっぱり洗いたい方におすすめです。

ココンシュペール インテンシブリペアトリートメント(ピュアスカルプ)


保湿系の成分をベースに補修系のタンパク質であるPPTも数種類配合されています。

その他コラーゲンなどダメージ毛のケアができる構成になっています。

また、市販のトリートメントのほとんどが、頭皮のかゆみの原因になる第4級アンモニウム塩がベースに配合されているのに対し、この商品は第3級アミン塩という刺激の少ない成分を元に構成されています。

第4級アンモニウム塩も微量に配合されていますが、刺激の少ない濃度の配合となっています。

使用感としては、シリーズの中では一番ふわっと仕上がる構成になっています。

・ディアテック カウンセリングプレシャンプー


サロン専売シャンプーですが、Amazonなどでも買えて非常に安価で優秀なものなのでご紹介しておきます。

こちらはサルフェート(硫酸系)不使用の中では洗浄力が高い成分で構成されていて、且つ皮膜除去機能が高い成分も配合されているため、ワックスやトリートメントなどを落とすのにも非常に有効です。

男性や脂性肌で地肌のべたつきやにおいなどが気になる方はおすすめです。

1,000mlで1,000円台前半で買えてしまう超コスパサロンシャンプーです。

◇乾燥・敏感肌向け

・ココンシュペール インナーコンフォートシャンプー(エアリーブルーム)


ピュアスカルプよりさらにマイルドな洗浄成分の構成になっています。

こちらもサロン級のシャンプーと同じような処方ですが、マイルドな分、皮脂が多くてさっぱり洗いたい方やワックスなどを使用していてしっかり落としたい方は物足りないかもしれません。

しっとり洗いたい方や乾燥肌の方には非常におすすめのシャンプーです。

ココンシュペール インテンシブリペア トリートメント(エアリーブルーム)


こちらも保湿成分やサロン級のトリートメントに使用される補修系PPT成分をベースに配合されています。

また、刺激となる第4級アンモニウム塩もベースには配合されておらず、第3級アミン塩がメインに配合されています。

サラッと仕上がる構成になっています。

・ココンシュペール インナーコンフォートシャンプー(スリーク&リッチ)


最もマイルドなタイプですが、しっかり洗えるアミノ酸系の洗浄成分が配合され、洗浄力自体はエアリーブルームより若干高めになっています。

その分洗浄力アップの成分は配合せずにマイルドな使用感になっています。

しっとり仕上がるタイプのため洗浄力は逆に少し上げているのかもしれません。

その他保湿成分もしっかり配合され、洗った後もしっとり感が感じられる構成です。

ココンシュペール インテンシブリペア トリートメント(スリーク&リッチ)


保湿・柔軟系の成分が多く配合されているため、一番しっとり感のある構成になっています。

もちろん、ダメージ補修系の成分や油分もきちんと配合されていて、シリーズの中では最もしっとり仕上がるタイプになっています。

乾燥が気になる方や乾燥しやすい季節におすすめです。

・いち髪 なめらかスムースケアシャンプー


アミノ酸系の洗浄成分主体でマイルドな成分で構成されています。

しかも480mlで700円程度とサルフェート(硫酸系)で構成されている市販のシャンプーと変わらない非常にコスパの良い価格になっています。

安いからという理由で硫酸系を選ぶくらいならこちらを選ばない理由はないですよね。

・いち髪 なめらかスムースケアコンディショナー


こちらも頭皮に刺激となる第4級アンモニウム塩もメインには配合されておらず、第3級アミン塩がメインに配合されています。

その分使用感でサラサラ感を出すためコメヌカ油などの柔軟効果の高い油分を配合することで補っている素晴らしい処方になっています。

・HIMAWARI(ひまわり)


乾燥肌向けでオイリー肌だと洗浄力が物足りないかもしれませんが、使用している洗浄剤は低刺激で、コンディショニング性の高い成分で構成されています。

添加されているエキスやオイルも保湿や皮膚のバリア機能改善に効果が期待できるものが多め、かつ酸化もしにくい物が使われています。

店舗でも扱っている店が多いので、ドラッグストアなど市販でも買いやすいですね。

とにかく安くコスパがいいので、コスパの良いアミノ酸系シャンプーを探している方にはおすすめ。

香りはそれなりにあるので、HIMAWARIのシリーズで好きな香りを選ぶといいでしょう。

◇まとめ

・サルフェート(硫酸系)のシャンプーは避けよう!
・肌質や使用感で選ぼう!
・コンディショナーは第4級アンモニウム塩不使用もしくは少ないものを選ぼう!

ノンシリコンシャンプーって何がいいの?選び方は?元化粧品メーカー社員が解説!

※アフィリエイト広告を利用しています。 ♢ノンシリコンって何だろう?♢ ノンシリコンが大分話題になり、多くの人が言葉だけは聞いたことがあるんじゃないでしょうか。 では なぜシリコンが入っていると良くな ...

-スキンケア

Copyright© フィットビューテック , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.